結婚相手はどう探す?

福岡タワーを見上げるカップル

「結婚したいと思うけれど、相手がいない…」。そんな声をよく耳にしませんか? もしかすると、皆さんもそんな悩みを抱えているのではないでしょうか。

福岡県が県内に住む満20~49際の男女10,000人に実施した「子育て等に関する県民意識調査」(平成26年3月)によると、結婚経験がない人のうち、「できるだけ早く結婚したい」「いずれ結婚したい」と結婚に意欲的な人は全体の53.6%でした。

では、結婚したいと思っているのにしていない理由とは何なのでしょうか?結婚経験がない人のうち、結婚の意思がある人に独身である理由を尋ねたところ「適当な相手にまだめぐり合わないから」と答えた人が60.3%と最も高い割合となっています。つまり、結婚したいけど相手にめぐり合っていない、もしめぐり合えば結婚をしたいと思っている人が多いということがわかります。

みんなどうやって出会ってる?

結婚と出産に関する全国調査 夫婦調査の円グラフ

それでは、結婚をしている人たちはどうやって相手と出会ったのかを見てみましょう。

国立社会保障・人口問題研究所が、全国の9,050組の夫婦を対象に行った「結婚と出産に関する全国調査 夫婦調査」(平成23年10月)の結果を参照すると、「友人・兄弟・姉妹を通じて」(29.7%)、「職場や仕事で」(29.3%)がともに29%台をマークし、次いで「学校で」の出会いが11.9%となっています。この3つの出会いが全体の約7割を占めることから、日常的な出会いが結婚につながりやすいということがわかります。

「サークル・クラブ・習いごとで」(5.5%)、「街なかや旅先で」(5.1%)というきっかけも。割合は多くはないですが、趣味の世界での出会いや、偶然の出会いなどが結婚に結びつくこともあるようです。相手にめぐり合うのをじっと待っているだけでなく、積極的な行動もきっかけになるようですね。

また、「見合い結婚」の割合は5.2%とこれまでで最も低いポイントに。やはり自然な出会いが好まれるのが現代の傾向と言えるようです。とはいえ、20組に1組はお見合い結婚という数字は決して少なくない割合ではないでしょうか。

みんなの出会いのきっかけはさまざま。結婚したいのに相手がいないと思っている人は、友達や兄弟・姉妹の友人、職場の仲間など、自分の周囲の独身の人たちをもう一度よく見つめてみてください。もしかすると、運命の人がいるかもしれませんよ。