交通事故から子どもの命を守る
交通事故からお子さんの命を守りましょう!
主な対象
父・母(保護者)、子ども
対象となるお子さん: 0歳から5歳児
概要
お子さんの大切な命を守るため、次のことに配慮し実践してください。
(1) お子さんを連れて歩くとき
- しっかりと手をつなぎ、お子さんから目を離さないようにしましょう。
- 保護者が車の通る側を歩きましょう。
(2) お子さんが外出するとき
- 「道路に飛び出さないこと」、「車に気をつけること」などの声かけをしましょう。
- 自転車を運転するお子さんにはヘルメットをかぶらせましょう。
(3) お子さんを車に乗せるとき
- お子さんを先に乗せ、降りるときは保護者が先に降りるようにしましょう。
- チャイルドシート(シートベルト)を正しく着用させましょう。
(4) お子さんと自転車に乗るとき
- 小学校入学前のお子さんは、幼児用座席に座らせるか、抱っこひも等でしっかりと背負いましょう。
- 小学校入学前のお子さんを2人同乗させる場合は、幼児2人同上用自転車を使い、幼児用座席に2人座らせるか、1人を幼児用座席に座らせ、もう1人を抱っこひも等でしっかりと背負いましょう。
- お子さんにヘルメットを正しく着用させましょう。保護者も事故の被害を少なくするため、ヘルメットを正しく着用しましょう。
身に着けよう!習慣づけよう!チャイルドシート
身につけよう!習慣づけよう!チャイルドシート
主な対象
父・母(保護者)、子ども
対象となるお子さん: 6歳未満
概要
6歳未満の幼児を同乗させる運転者には、チャイルドシートの使用が義務づけられています(平成12年4月1日施行)
- 義務付けの対象…「自動車の運転者」
- 使用させるべき対象…「幼児(6歳未満の者)」
- 使用させるべきチャイルドシート…「保安基準に適合・発育の程度に応じた形状を有するもの」
- 違反の措置…「交通違反点が1点」
- 使用義務の免除点…「疾病のためチャイルドシート使用が適当ではないとき」「その他政令で定めるやむを得ない理由があるとき」
子どもにはチャイルドシートが必要です
時速40キロメートルで車が衝突した場合、抱いている子どもの体重は実際の約30倍にも相当します。体重10キログラムの子どもは約300キログラムにもなり、大人の力でも到底ささえきれません。また、シートベルトは大人用なので、子どもの身体には合いません。必ず体格に合い、安全基準に合格したチャイルドシートを選びましょう。
命を守るため、自転車用ヘルメットをかぶりましょう!
命を守るため、自転車用ヘルメットをかぶりましょう!
主な対象
父・母(保護者)、子ども
対象となるお子さん:全員
概要
他人を同乗させる自転車の運転者には自身がヘルメットをかぶることとあわせて、同乗者にもヘルメットをかぶらせるよう努める義務があります!(令和5年4月1日施行)
- 努力義務の対象:「すべての自転車の運転者」
- 使用させるべき対象:「他人を同乗させるときは、その同乗者」
- 使用させるべきヘルメット:SGマーク等の安全性を示すマークがついたものの使用を推奨
※13歳未満の子どもの保護者は自転車を運転する子どもにヘルメットをかぶらせるよう努めなければなりません。(従来通り)
大人も子供も自転車とヘルメットはセットです!
福岡県内では、自転車事故で亡くなられた方の約6割が、頭部に致命傷を負っています。
ヘルメットをかぶれば、致死率が約1/4まで下がることになります。お子さんだけではありません。保護者が致命傷を負った場合、その後はどなたがお子さんのお世話をすることになるのでしょうか?
自転車に乗るすべての方はヘルメットを必ずかぶりましょう!
※ツバのついたタイプや帽子型のなどおしゃれなヘルメットも増えています。
安全基準を満たしたヘルメットを選びましょう!